4年間のカリキュラム

プロジェクト系科目群、コンセプト?スキル系科目群、グローバル社会系科目群の3つを柱に学び、地球社会に貢献できる人材を育成する地球市民学科の4年間のカリキュラム

4年間の学びの流れ

卒業プレゼンテーションを終えた学生たちが、口々に「地球市民学科でよかった」、「人生で一番成長できた4年間だった」、 「地球市民学科のおかげで変われた」と話し、卒業生たちも「大学生活では自信を持って勉強したと言える」、「勉強ってこういうことだったんだと知ることができたのがよかった」 と口々に話す、清泉女子大学地球市民学科のカリキュラム。
図1
図2
「カリキュラム表」ボタンをクリックすると、カリキュラム表をPDFファイルでご確認いただけます。
取得可能な免許?資格
●中学校教諭一種(英語*?社会*?宗教*) ●高等学校教諭一種(英語*?公民*?地理歴史*?宗教*)
●司書教諭 ●司書 ●学校司書 ●学芸員 ●日本語教員
*他学科の科目を履修することを条件に、教員免許取得の道が開かれています。

1年次

新入生合宿

自分を知る、周りを知る


4年間の皆さんの挑戦は、まず自分を知り、周りを知ることから始まります。リラックスした雰囲気の中、安心できる環境で過ごせるよう、準備を行っていきます。
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4年間のAcademic Planning


あなたは4年後にどうなっていたいのか。将来どのような人生を送っていきたいのか。自分と向き合い、自分を知るための「新入生合宿」では、人間関係の築き方、生徒から学生へと変わる主体的な学習方法をワークショップで体験し、4年間を有意義な時間とするために、「私の4年間」をプランニング。さぁ、地球市民として士台作りを始めましょう!
地球市民学科?新入生合宿

「基礎概念」(101のコンセプト)

101のコンセプトとは、地球市民学科独自の、複雑な社会問題を分析するための思考の概念、思考のツールです。
コンセプトを身につけて、社会問題の分析に使ってみましょう。新しいものの見方、問題の切り口を体感できます。
基礎概念(101のコンセプト)

「Social Emotional Learning」(SEL)

チェンジメーカーとして、社会にポジティブな変化を起こすには、自分自身のこと、協働する仲間のこと、社会との関わり方について深いレベルで理解することが求められます。1年次必修のSELワークショップでは、こうした「セルフリーダーシップ」と呼ばれる能力群を、科学的な根拠に基いた教育手法を用いて伸ばしていきます。
SEL

個人プロジェクト(ポスターセッション)

チュートリアル担当教員のアドバイスを受けながら、自分の「問題発見」のためのプロジェクトを展開します。最後にポスターセッションによって成果発表します。
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2年次

「国際協力のための英語集中講座」「国際協力のための外国語集中講座」

地球市民学科の学生にとって、英語を学ぶのはゴールではありません。英語を用いて、人々と協力しながらグローバル社会で活躍することが目標です。夏期短期集中で英語4技能のスキルを向上させるとともに、JICA訓練所で、国際協力というキャリアについて考えます。
JICA青年海外協力隊の語学トレーニング方法を応用した特別プログラム(英語)を4週間集中的に受講します(5~8名程度の超少人数クラス。毎日50分×5クラス)。
また、同様のメソッドを利用した「言語(非英語)」×「国際協力」の特別プログラムを選択科目として受講できます。提供される言語は、マレー語、ベトナム語、フランス語、アラビア語、タイ語、スワヒリ語、クメール語、インドネシア語、中国語、テトゥン語等です。
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「データサイエンス入門/応用」

米国シリコンバレーの「Exploratory社」と共同開発した特別プログラム。文系でグローバル?スタディーズを学ぶ女子学生に特化したデータサイエンス科目で、データを利用した分析/意思決定を可能とするための能力をトレーニングします。
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グループプロジェクト(ポスターセッション)

4名程度のグループでチームワークを発揮し、1つのプロジェクトを展開します。最後にポスターセッションによって成果発表します。
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3年次

フィールドワーク

地球市民学科の伝統である国内外でのフィールドワーク科目です。
最近の実施先は、フィリピン、マラウイ共和国、ニュージーランド、周防大島、いちき串木野、沖縄八重山諸島などです。
フィールドワーク

卒業研究プロジェクト(プレゼンテーション)

3年次から4年次にかけて、自身が取り組むべき問題について他者と協働して、具体的に解決し、その過程で適切な情報発信を行います。
プロジェクトの過程で、国内外でのインターンシップ、フィールドワークをゼミ教員や、国際貢献に通じたスタッフ?Student Experience Officer(SEO)の支援を受け展開します。
3年次の最後に、外部審査員等を前にしてのプレゼンテーションを行います。
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4年次

インターンシップ

国際貢献の分野で長く活躍してこられた地球市民学科スタッフ(Social Experience Officer)のアドバイスを受けながら、企業や団体と繋がりを持ちながら、自分だけのプロジェクトを進めていくことができます。
インターンシップ

卒業論文?卒業プレゼンテーション

引き続き卒業研究プロジェクトを展開し、最後に、卒業プレゼンテーションを行います。

卒業プレゼンテーションのテーマ例:
  • ?学?が社会問題に声を上げることにどんな意味があるのかー?管問題についての研究と実践を通してー
  • 日本在住の外国人労働者との交流?協働ー より良い関係づくりと、彼らの定着のために ー
  • すみだ向島EXPOが地域にもたらす影響
  • 子どもの自己肯定感を育むには
  • ものづくりにおける独自性の探求―江戸時代から受け継がれる遠州織物の文化的価値―
  • ルワンダ女性の生活向上
  • 届けたい人に映画を発信する
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動画公開中映像で見る学びの流れ

入学直後の「新入生合宿」から始まります。いくつもの関門を抜けて、「フィールドワーク」で鍛えられ、 「卒業プレゼンテーション」をやり遂げるまでの4年間。その模様を動画にまとめました。
動画:「生き抜く力を身につける」ためのカリキュラムの秘密を探る
予告編(1分10秒)
本編(20分42秒)

映像作品掲載ページへのリンク

卒業後も地球市民学科と共に学び続ける

卒業プレゼンテーションを終えて、4年間のプロジェクトを終えた時、それは終わりではなく、新しいフィールドワークの始まりでもあります。「地民での学びは一生もの」という言葉通り、卒業してからも、ことあるごとに卒業生は在学生を励ましに、また、自分の今の挑戦を教員や在学生と共有しに、大学にやってきます。
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