国際協力に必要な語学とリサーチ能力
今後グローバル社会で活躍する人材として必要な語学とデータサイエンスを1年次から2年次にかけて習得します。思考力、判断力、問題解決能力のほか交渉力や分析力といった次世代人材、グローバル?シティズンを支える力を、最先端の学びと効果的な学習法によって身につけます。
使うための外国語を超少人数で
英語4技能の総仕上げ
地球市民学科に入学後は、e-learningも効果的に組み込みながら、2年次の夏まで徹底的に英語4技能(聞く、話す、読む、書く)のトレーニングを行います。2年次の夏休みには、必修科目「国際協力のための英語」を履修し、JICAが協力隊派遣の研修で行っている内容をもとにした語学トレーニングを行います。最初の3週間は大学で実践的な英語力を身につけるトレーニングを行い、最後の数日間は、国際協力に関する各種ワークショップに参加すると共に、国際協力の活動に直結する専門的な英語を学びます。
2022年度「国際協力のための英語」(2分12秒)
「国際協力のための英語」「国際協力のための外国語」の特徴
1.4週間の集中講座
約4週間の期間中、学生は1コマ50分の授業を1日に5コマ履修します。さらに、授業以外でも予習や復習、授業で出された課題をこなす必要があるため、期間中は文字通り英語漬けの日々を送ることになります。英語力向上のために設計された良質なカリキュラムで膨大な量の英語に触れることで、著しい英語力の向上が期待できます。2.少人数制のセミナー形式の授業
国際協力のための英語は、1クラス5?8名程度の少人数制で行われます。また、授業の内容も学生同士や講師とのインタラクティブな(双方向性の)対話を重視したもので、ディスカッションやプレゼンテーションなどを中心に行われるため、対話を通じて学生の自主性、英語の4技能、アカデミックなスキルなどが育成されます。3.英語で学ぶ
国際協力のための英語は、全て英語で行われます。英語で読み、英語で考え、英語でディスカションやプレゼンテーションを行い、英語でレポートを書く、というように英語で授業が行われると途中で日本語に変換することがなくなるので、効率的に英語力が高まります。4.英語+αの言語
2年次の夏に履修する「国際協力のための英語」は必修ですが、「国際協力のための外国語」は選択科目なので、自分の興味関心やキャリアプランなどに合わせて自由にアラビア語、タイ語、ベトナム語、マレー語、ポルトガル語、スペイン語、中国語、クメール語などの現地語のトレーニングを受けることができます(年によって開講言語が異なります)。気づかない問題を発見するリサーチ能力
カリキュラムの目的
テクノロジーの発達により蓄積されたビッグデータの活用は、大きな社会的課題となっています。このような時代の要請を受け、地球市民学科ではデータサイエンスをカリキュラムに採用することにしました。データサイエンスにはデータ分析スキルだけではなく、クリエイティブな好奇心や思考でデータをイノベーション創出へと変換する力が求められています。地球市民学科では、そうした能力を備えた文理融合型人材を育成します。
カリキュラムの特徴
地球市民学科のデータサイエンス科目では、米国シリコンバレーにあるExploratory社と共同開発した特別プログラムを用意しました。Google、Facebook、NASA、Oracle、Harvard University、 Stanford Universityなどデータサイエンスに注力している企業や機関を顧客として抱えるExploratory社が、文系である地球市民学科の学生に特化してデータサイエンス科目を開発したため、0から学べるところに大きな特徴があります。データサイエンス科目では、統計やデータの基礎知識だけではなく、データを活用してビジネスなどの意思決定を行える応用力を培うことを目的にしています。そのため、2年次前期に「データサイエンス入門」を必修で履修し、2年次後期に「データサイエンス応用」を必修で履修します。