4年間のカリキュラム

世界の多くの国で使われているスペイン語を学び、世界とつながります。

4年間の学びの流れ

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画像または下の「カリキュラム表」ボタンをクリックすると、カリキュラム表をPDFファイルでご確認いただけます。
取得可能な免許?資格
●中学校?高等学校教諭一種 (イスパニア語、英語*、宗教*)
●司書教諭 ●司書 ●学校司書 ●学芸員 ●日本語教員
*他学科の科目を履修することを条件に、教員免許取得の道が開かれています。

〈1?2年次〉

スペイン語をアルファベットから学び、基礎を徹底的に訓練します。ネイティヴスピーカーと日本人教員の連携した指導のもと、スペイン語の「読む、書く、話す、聞く」という4技能を養い、コミュニケーション能力を高めていきます。また、スペイン語圏の人、文化、社会についての基礎知識を習得しながら、学科の学びの土台を築いていきます。

スペイン語I, II(文法)

スペイン語の文法の基礎を学びます

スペイン語を初めて学ぶ人を対象に文字と発音から始め、スペイン語の初級文法を学びます。基本的な語彙を覚えるとともに、スペイン語の文の作り方、動詞の直説法の使い方をしっかりと身につけていきます。
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ラテンアメリカ史

中南米?カリブの人、社会、文化について学びます

この講義ではラテンアメリカの世界的意義を学びます。15世紀末のヨーロッパ人進出以降、西洋の周縁に取り込まれた中南米?カリブ地域が大きな変動を経験しながら西洋近代の発展に資する富を生んだ点に注目します。
ゼミナールIV

スペイン文学史

スペイン文学史を、時代背景やラテンアメリカとの関連に着目して学びます

スペイン文学が、時代の歴史、社会的な状況とどう関連しながら発展、変化してきたのかを考察します。スペインの文学ジャンルの誕生と消滅、作品や作家間の影響、ラテンアメリカ文学との関連を知り、文学を有機的にとらえます。
スペイン文学史

スペイン語音声学

スペイン語と日本語の音声の違いを科学的に学びます

スペイン語の音声にはどのような特徴があるのか、日本語とどのような違いがあるのかなどを科学的に学び、発音と聴き取り能力の向上につなげます。さらに初心者への発音の指導法も実践的に学びます。
木村先生授業

〈3?4年次〉

スペイン語の4技能の力をさらに伸ばしながら、実践で活かすことのできるスペイン語の技能を習得します。それぞれの関心に応じて「言語」「文学」「地域文化」分野においての知識を深め、所属するゼミナールでの学びを通して、各自の卒業研究?卒業論文完成を目指していきます。

スペイン語V, VI

実践的な練習を通して、4技能の向上を目指します

ネイティヴの教員が担当する3年次の必修科目です。本学オリジナルの教材を用いて、さまざまなテーマのテキストを読みながら、読解力をさらに向上させます。また、より実践的な口頭練習を行うことで、中上級レベルを目指していきます。
トレナド先生授業

ゼミナール4

旅行記にあらわれたラテンアメリカ?イメージを考察します

ラテンアメリカを旅した日本人は、どのような出会いを求めてきたのでしょうか。授業では、戦後日本における海外旅行、異国への憧れ、旅と冒険などについて、文献を通じて知識を深めたうえで、議論をおこないます。また、実際に旅行記を読み、書評を書くことを目指します。
長野先生授業

ゼミナール6

スペイン語圏の詩を深く理解しつつ、女性と文学についても考えます

スペインやラテンアメリカでは古くから詩が好まれ、最近は女性の詩人も増えています。本ゼミナールでは原文で詩を読むだけでなく、学生同士で解釈についてディスカッションし、より深く詩を理解していきます。さらに、女性と文学についても学びます。
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卒業研究

卒業論文のテーマ例をご紹介します。
  • ラテンアメリカにおける先住民教育の変遷と先住民大学の意義
 ―メキシコ州インターカルチュラル大学(UIEM)の事例―
  • ノンフィクションから貧困問題を考える
 ―メキシコを取材拠点とする工藤律子の著作を用いて―
  • ラテンアメリカ社会におけるジェンダー不平等の再生産
 ―ウルグアイのアフリカ系住民女性を中心に―
  • スペイン語翻訳本による日本文学の解釈について
 ―三島由紀夫『金閣寺』のスペイン語版を比較して―
  • スペイン語の冠詞の用法を習得するための多読本の有効性の検討
  • 日本とスペインにおける出生率上昇に向けた対策の比較検証(執筆言語:スペイン語)
  • ガルシア?ロルカの悲劇三部作に描かれる女性たち:20世紀初頭のスペイン女性と比較して(執筆言語:スペイン語)
  • スペイン語圏における包摂的言語(執筆言語:スペイン語)

動画公開中映像で見るスペイン語スペイン文学科

スペイン語スペイン文学科 紹介動画(1分39秒)
?Hola a todos!(みなさん、こんにちは!)スペイン語スペイン文学科のフアン?カルロス?モヤノ先生とヒカルさん(3年生)によるスペイン語での会話を通して、スペイン語を学ぶ楽しさや、スペイン語スペイン文学科の魅力などをご紹介します。初心者で入学したヒカルさんが、スペイン語を学びはじめたきっかけやスペイン留学についても語ります。
清泉女子大学スペイン語スペイン文学科(6分32秒)
2017年度、情報環境センターにおける学内ワークスタディ(IICS)のアルバイトとして働くスペイン語スペイン文学科生が中心となって、スペイン語スペイン文学科を紹介するこのオリジナル動画を制作しました。学科の専任教員へのインタビューを中心にすえて、世界の中でのスペイン語の重要性や、授業風景、卒業生の実社会での活躍などを、コンパクトな映像にまとめています。映像の企画、撮影、編集にあたった学生は、動画編集ソフトを用いて、6分あまりの動画を作成しました。動画を見た高校生が、この学科で勉強したい気持ちになることを願っています。(制作:2017年度 学科紹介動画作成プロジェクト)
スペイン語劇『La casa de Bernarda Alba(ベルナルダ?アルバの家)』(本編)(44分20秒)
2020年12月17日に無観客で上演したスペイン語劇『La casa de Bernarda Alba(ベルナルダ?アルバの家)』です。 フアン?カルロス?モヤノ先生担当のスペイン語スペイン文学科の選択科目「スペイン語演習2」履修者によって上演されました。また、映像内の字幕翻訳は、スペイン語圏の文学作品の翻訳を学ぶ、同じく学科選択科目「スペイン語演習18」(駒井睦子先生が担当)で作成しました。